11/13「no!helipad 座りこみ」

  京都府京丹後市経ヶ岬に、新たに米軍基地がつくられようとしています。日米政府は、建設予定地である宇川の住民や、京都に暮らすひとたちからのたくさんの反対の声、米軍が駐留することへの不安や環境破壊の懸念を知りながら、またしても住民の頭ごなしに基地建設をすすめようとしています。沖縄で、辺野古で、高江で、そうしてきたように、京都でもいま、住民の命よりも米軍、軍事・戦争体制づくりが優先されようとしています。
 この降って湧いた米軍基地建設計画は、弾道ミサイルに対応する「Xバンドレーダー」の自衛隊駐屯地への追加配備によって、なしくずし的に決定されました。日米の軍隊が一体となって、東アジア地域に「敵」を想定した戦争準備をすすめています。そのために沖縄を、そして、京都北部の美しい海辺に位置する経ヶ岬、そこに暮らす人びとの未来を、希少野生動植物に指定されているハヤブサや絶滅危惧種アベサンショウオが棲息する豊かな環境を、またしても「犠牲」にした「平和」など、わたしたちは決して受け入れたくありません。
 11月13日、水曜日。私たちは、いつものように座り込みます。新宿アルタ前から、11月10日、11日に開催される「京都にもどこにも米軍基地はいりまへん!怒りの連日デモ」に連帯し、東京からも経ヶ岬への米軍新基地建設に、反対の声をあげます。ここ「本土」で米軍基地に反対してきた方々をゲストに、トークリレーを行います。あなたの言いたいメッセージもぜひお持ちよりください。一緒に座りましょう。

<「京都にもどこにも米軍基地はいりまへん!怒りの連日デモ」 同時行動 座りこみ>
11月13日19時30分~@新宿アルタ前 
トークリレーゲスト:京極紀子さん(「バスストップから基地ストップ」の会)
            松本和史さん(名護ヘリポート基地に反対する会)
呼びかけ:no!helipad 座りこみ

  

★京都にもどこにも米軍基地はいりまへん!怒りの連日デモ★
11月10日(日)13時集合@三条大橋
         13時〜 路上シンポジウム
         14時デモ出発→15時半デモ終了
         終了後交流会@三条大橋

11月11日(月)午後座り込み@京都防衛事務所前
        17時半 防衛省への抗議申し入れ
        18時半デモ出発→20時デモ終了@三条大橋

みなさん、京都に米軍基地がつくられようとしています。
今年2月の日米首脳会談で、京都府北部・京丹後市経ヶ岬に米軍Xバンドレーダーを設置し、あわせて米軍基地をつくることが勝手に決まりました。これを受け、9月19日、京都府・山田知事、京丹後市・中山市長は「国に協力する」として基地建設を承認してしまいました。
防衛省や京丹後市は、建設予定地周辺で、形式的な住民説明会を開催しましたが、住民からあがったのは反対や怒りの声、不安の声ばかりです。
しかし、国は住民の声を聞くことなく、既に用地取得交渉を始めるなど、建設に向けた準備を急ピッチで進めています。
まず、このような計画が進められていることを、京都に住むどれだけの人が知っているでしょうか。府民の「代表」である山田知事が、私たちへ何の説明もせず、意見を聞き取ることもなく、勝手に受け入れを表明したことに、怒りを押さえることはできません。
私たちは、京都での米軍基地建設計画の存在とその意味を、まず多くの人に知ってもらい、共に考えたいと思い、このデモを企画しました。
国や府、市は「安全保障のため必要だ」と正当化しますが、本当でしょうか。むしろ、中国などと日本・米国との緊張関係をさらに増やすことにつながるのではないでしょうか。
国は「設置されるレーダーは人体や環境に影響はない」と言っていますが、本当でしょうか。3・11以降、国にも行政にもだまされ続けてきた私たちは、この言葉をそのまま信じることはできません。
また、予定地周辺の住民や、京都に住む私たち一人一人が計画を了承していないにもかかわらず、拙速にことが進められるのを認めてよいのでしょうか。嫌なものは嫌、おかしいことはおかしい、と声をあげること、それに対し、国や行政がきちんと声を聞くことは民主主義の基本です。国家や軍隊のためなら、民主主義などどうでもよい??そんなわけはありません。
私たち自身の頭で考え、怒りや問いを共有する場をつくりたいと思います。この問題のことをよく知らない人、判断できない人、怒りがおさまらない人、京丹後を愛している人・・・どんな人でも、みなさん、集ってほしいです。京都にもどこにも米軍基地はいりまへん!「怒りの連日デモ」へ、集まろう!

★詳細→http://irimahendemo.wix.com/toppag<
★呼びかけ 「京都にもどこにも米軍基地はいりまへん!怒りの連日デモ」有志